デジタル終活をする三つの方法

(2023年1月2日更新)

デジタルの負の側面

デジタルにより、わたしたちの生活は大きく変わりました。

スマホで、好きな時、手軽に撮影ができます。

昔のように現像に出す必要もありません。

指一本で、商品購入や入金ができるようになりました。

おかげで、店頭まで行く煩わしさが減りました。

デジタルによる恩恵は、数えればきりがありません。

しかし、忘れてはならないのは負の側面です。

家族にもパスワードを教えていない人はたくさんいます。

そのため、遺族がスマホから写真や動画を取り出せないケースが多発しています。

ネット上の銀行や証券取引は、遺族が存在すら知らない場合があります。

その場合、遺族が気づかないまま、財産を失うのです。

FX取引はもっと悲惨です。

本人死亡に関係なく、自動取引機能が取引を継続します。

そして、ある日突然、遺族のもとに高額な請求書が届くのです。

そんな時、遺族はどんな気持ちで故人を思い出すのでしょうか?

家族と自分を守るには?

新たな技術は経済効果を生み出します。

企業はこぞって効果を宣伝します。

わたしたちの購買意欲が刺激され、経済活性化につながります。

しかし、忘れてはならないのがセーフティネットです

新たな技術には新たなデメリットがつきものです。

スマホの場合、購入時にデザインや性能に心を弾ませます。

しかし、画像や動画はそのままスマホに撮り貯めしがちです。

あなたが亡くなった時、それらの思い出は大丈夫ですか?

遺族がスマホを開けられなくても、メーカーは保証しません。

どんな大切な思い出が消えようとも、誰も守ってくれません。

自分たちで備えるしかないのです。

そうならないための手段の一つが、エンディングノートです。

エンディングノートの現実

エンディングノートは手軽に書換えができます。

画像や動画の保存場所を家族に残せます。

また、葬儀の希望を伝えることもできます。

それは葬儀時の遺族の負担を軽減します。

家族への最期の思いやりとなるでしょう。

9割の人が、エンディングノートの必要性を認識しているのもそのためでしょう。

ですが、実際に書いている人は1割にも満たないそうです。

(一般社団法人終活協議会調べ)

なぜ、このようなことが起きるのでしょうか?

最大の要因は、自分の死期を身近に考えないからでしょう。

「備えより、今のために時間やお金を使いたい」

それでも、家族のためにと、エンディングノートを書きます。

すると、不安がよぎります。

生きている間に読まれないか?

銀行・クレジットのパスワードや相続などお金にまつわる話。

それは親しい間柄であっても避けて通りたいデリケートな話です。

一歩間違えば、家族関係を崩壊させる火種を含むからでしょう。

それが、エンディングノートの重要性を認識しても、実行できない理由の一つでしょう。

では、どうすれば遺族に財産や思い出を引き継げるのでしょうか?

遺族に引き継ぐ三つの方法

ここで、死亡後に承継ができる方法をご紹介します。

1.鍵付き引き出しや金庫に保管する

机の鍵付き引き出しに、エンディングノートを保管する方法です。

手提げ金庫でもかまいません。

鍵の管理さえすれば、遺族が鍵を入手するのは死亡後です。

手軽に始められますが、デメリットは鍵の管理です。

不用意に鍵を置いておくと、見られる可能性があります。

持ち歩くのがよいのですが、紛失すると大変です。

2.GoogleやAppleのサービスを利用する

GoogleとAppleにデジタル遺品サービスがあります。

一定期間、サイトに接続がないと、本人確認があります。

死亡時は家族や友人にクラウドデータを開示します。

生きている間に公開されることはありません。

しかも無料のサービスです。

デメリットは、公開権限がサービス単位ということです。

Gmailは非公開、GoogleDriveを公開といった具合です。

ファイル単位で公開非公開を決めることはできません。

送信者別にメールの閲覧権限を設定することも不可能です。

3.デジタルエンディングサービスを利用する

デジタルエンディングサービスはデジタル遺産承継専門のサービスです。

葬儀社や弁護士による終活サービスがありますが、それとは異なります。

従来のサービスは遺族の要望に端を発しています。

遺族が故人から承継する際、デジタル遺品がネックになる場合があります。

それを防ぐための備えです。

それは遺族にとって有意義なことには間違いありません。

ですが、そのためには故人となる本人が我慢を強いられるのです。

スマホのパスワードにしても、伝えてもらえれば遺族は助かります。

しかし、伝える側は少なからずリスクやストレスを我慢しなくてはいけません。

生前見ない約束でも、どこまで守られるかはわかりません。

それを考えると疑心暗鬼になるかもしれません。

極端な言い方をすれば、もしもの時のために、日々リスクに耐える覚悟が必要です。

デジタルエンディングサービス『あうん』は違います。

遺族だけでなく、残す側にも我慢を強制しないサービスをご提供します。

まずはパスワード等の情報を『あうん』がお預かりします

スマホアプリが自動取得する安否情報を、日々、オペレーターが確認します。

一定期間スマホが起動しなかった場合、直接ご本人や承継者に確認をします。

そして、死亡の場合、オペレーターより、お預かりしていた情報を承継者へお渡しします。

自動的に承継者へメール送信するシステマティックな方法もあります。

しかし、その場合、受信側の迷惑メール設定により受け取れない場合があります。

また、入院などで、スマホをいじれない状態かもしれません。

故人からの言葉をお伝えすることは責任重大です。

システムエラーで遂行できなかったでは済みません。

生きているのにお渡ししてしまったというミスも許されません。

そのためには、ルーティンに従った管理体制と、人の判断が最適だと『あうん』は考えます。

GoogleやAppleの公開対象はGoogleDriveやiCloudのみです。

クラウドに保存されたファイルやメールのみが対象です。

画像や動画ファイルは歳月に比例して容量は増え続けます。

その分、クラウド使用の課金も増え続けます。

その点「あうん」は保存場所を選びません。

クラウドのように課金増加を心配する必要がありません。

スマホ、パソコンのログインパスワードをお伝えするだけでよいのです。

詳しい詳細は、スマホやパソコンに残しておけばよいのです。

また、デジタル機器でなくてもかまいません。

メモを本に挟んだり、机の裏に貼り付け、場所だけをお伝えする方法もあります。

デジタル機器やネットワークからの漏洩に神経を尖らせた方にも安心です。

とは言え、GoolgleやAppleは知名度から安心感があります。

その点、初めてのサービスを扱う『あうん』は知名度の点で不安かもしれません。

そのため「あうん」は履行者確認サービスをご用意しました。

『あうん』が契約を果たしたかを故人にかわって確認いただくチェック機能です。

契約時、遺族や知人から履行確認者を登録していただきます。

『あうん』は依頼作業が完了後、履行確認者に対して、契約内容と結果をご報告いたします。

イメージを守る退会代行サービス

わたしたちは常に人の目を意識して生きています。

人の目によく映る自分であろうと努力します。

そのため家族にさえ隠し事をすることがあります。

しかし死は残酷です。

躊躇なく秘密を公開します。

故人あてのメール、請求明細書など糸口は様々です。

故人に弁明の機会は与えられません。

時には、秘密を知ることで、故人への思いが変わることもあるでしょう。

四十九日、現世にいたなら、想像に難い光景を見るかもしれません。

誰にも言えないサイトがありませんか?

家族にも、あるいは家族にだから教えられないサイト。

ゆくゆくを考えると不安があっても、オアシスともいえるサイト。

そのおかげで社会生活でのバランスを保っている人も少なくありません。

また、それに付随したサブスクリプション問題。

本人が亡くなっても自動的に引き落とされる定額費用。

万が一の時の発覚に慄きながらも、やめられない会員サイト。

今まで目をそらすしかありませんでした。

しかし、もうそんな必要はありません。

あなたの代わりに『あうん』がサイトを閉鎖・退会いたします。

『あうん』の退会代行サービスです。

承継より一歩すすんだ終活サービスです。

勿論、サイトによっては対応できないこともあります。

例えば、退会時、スマホにショートメッセージでコードを送ってくる二重認証方法。

この場合は、ご遺族の協力も必要となります。

ですが、パスワードだけで退会処理が可能なサイトも多くあります。

いざというときも秘密のサイトを知られることがない。

自分のイメージを保ったままで旅立てる。

サイトの退会の問題は、あなたの抱えている不安の中では些細かもしれません。

しかし、一つでも不安が消えれば少しは肩が軽くなるのではないでしょうか?

備えて、いきいきと

よりよい毎日を送る

わたしたちは日々の暮らしで多くの不安を抱えています。

喜び、怒り、悲しみを繰り返して生きています。

ふっと立ち止まった時、幸せとはなんだろうと考えたことはありませんか?

その答えはわかりません。

人、それぞれなのかもしれません。

わたしの両親は、ともに、棺の中で安らかな顔をしていました。

その時、生前色々あっても、きっと幸せな最期だったろうなと信じられました。

残されたわたしにとって、かけがえのない最高の遺産でした。

一方、棺の中の苦悩に満ちたお顔を見たこともあります。

閉じた目から涙がこぼれた時には驚きよりも胸が痛かったのを覚えています。

わたしも両親のような最期を迎えたいと願っています。

あなたはどうですか?

デジタルエンディングサービスは、デジタル遺品の問題から最期を守ります。

最期への不安が軽くなれば、きっと今の景色も変わります。

「備えて、いきいきと」

その安心が、きっと日々の生活を変えてくれるはずです。

こんな不安がありませんか?

  • 万が一のため、パスワードを残したいけど、生きている間には見られたくない。
  • 書換え頻度も多そうだし、遺言状にするほどでもない。だけど、もしもの時を考えると・・・・。
  • 家族の悲しむ顔は見たくないが、知りたくない事実を知った顔は、想像したくもない。

わたしたちにおまかせください!

大切な方へお渡しします

生前に知られたくなかったパスワードなどを、あなたに替わってご遺族へお渡しします。

100%の安全性

使い慣れたWordやメモ帳を使って、スマホやPCに保存。パスワードだけをお預け頂くので、絶対に内容は漏れません。

退会処理を致します

ご遺族に気づかれないように、サイトの退会処理を実施いたします。実行有無を第三者に確認いただくことが可能です。