代表挨拶

インターネットにより、わたしたちは、様々な情報を入手できるようになりました。

また、容易に自分の存在感をアピールし、主張できる時代になりました。

一方、フェイクニュースが人々を惑わせ、匿名性から誇張した憎悪や攻撃がいたるところに現れ、一個人の人生が簡単に破壊される時代になりました。

指一本で顧客の情報を確認できる便利さを得た代わりに、

いつ、どこから個人情報が漏洩するかわからない不安に苛まれるようになりました。

負の側面を知りながらも、社会全体はこぞってインターネット依存の新技術を構築し続けます。

それにより個人が被害を被っても、だれも責任はとってくれません。

セーフティネットは置き去りです。

クレジットカードが悪用されても、補填されるとは限りません。

個人情報が悪用・公開され続けても、だれもそれを止められません。

悪用されないように、一人一人が、自分自身で防御するしかないのです。

「あうん」とは「阿吽の呼吸」で知られていますが「阿(あ)」として口を開くことが「始まり」、「吽(ん)」で口を閉じて「終わる」ことから、すべての始まりから終わりを意味します。

人を含めた万物には、始まりと終わりがあるという考えです。

しかし、インターネットの世界には終わりがありません。

悪意や一時の過ちで公開された画像や動画は、永遠に彷徨い続けます。

人を苦しめ、死んでからも名誉を傷つけ続けるのです。

「あうん」はインターネットの世界での阿吽づくりをしてまいります。

インターネットに呑み込まれた社会から、共存できる社会への進化を目指します。

デジタル社会で自分自身を守れるツールを「あうん」は提供いたします。

親からわが子へ思い出を引き継ぐ自然なループ。

愛とやさしさに満ち溢れたループ。

それを途切れないようにするための承継サービスが、デジタル社会との共存の第一歩です。

みなさまからの温かいご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

あうん
代表 山本裕之