大手企業を含め、漏洩事件がなくならないのは、ウィルスメールなどの外部攻撃の場合もありますが、内部の関係者によって発生する場合も少なくありません。
その結果、パスワードや個人情報がダークウェブで売買されて、預けた本人が大損害を被ることになります。

分割保存とはそうした被害を防ぐため、最初から漏洩することを前提につくられた管理方法です。
例えば「123456」というパスワードが保存されていたとします。
これを「123」と「456」別々で保管した場合、どちらが漏れても、犯罪者はパスワードを知ることができません。
漏洩から守るだけではなく、漏洩した場合も守る方法なのです。
※上記のパスワードはわかりやすくするための例です。実際のパスワードは第三者に知られないものにしてください。