『ロックの向こう』は、自分の死後、家族にパスワードリストなどの大切な情報を渡すことができる終活アプリです。

そして、見られたくない大事と、家族に伝える大事を両方叶えられる新しいアプリです。


安否確認による家族への連絡

安否確認期間中(ユーザーが決めた「次回確認日」までの日数)のあいだに、アプリ上で安否確認が行われなかった場合、以下の手順で進みます。

  1. 『ロックの向こう』の利用者に安否確認メールを送信します。
  2. 利用者から回答がない場合、家族(受取者)へメールで連絡を行います。
  3. 家族から回答があった場合、本人確認の上でパスワードリストの半分をお渡しします。
  4. 家族は、iCloudで共有していたリストの半分と、あうんから渡された半分を合わせることで、全内容を確認できます。

多くの遺言・相続関連サービスは「遺族からの申請」があって初めて動き出します。
しかし、遺族が悲しみの中で重要な連絡を忘れてしまうこともあります。
『ロックの向こう』は、そんなことが起きないように、安否確認を通じて家族に「預かりものがある」ことをそっと知らせます。


二重の安心「分割保存」

『ロックの向こう』には、作成したパスワードリストを二分割して保存する機能があります。
一方をiCloudで家族と共有し、もう一方をあうんのサーバーに保存します。
(※iCloud以外のクラウドサーバーも利用可能です。)

この仕組みには二つの目的があります。

1. 漏洩からパスワードリストを守る

大企業でも情報漏洩が相次ぐ昨今、どんなに対策をしても完全ではありません。
もしパスワードリストが漏洩すれば、すべてのパスワードを変更し、再作成しなければなりません。
場合によっては、不正利用や見覚えのない請求が発生することもあります。

あうんでは、こうしたリスクを最小限に抑えるため、分割保存を採用。
万が一どちらかのサーバーが漏洩しても、片方だけでは内容がわからないため、悪用されることはありません。

2. あうん自身からパスワードリストを守る

スタートアップ企業であるあうんに対し、「本当に大丈夫?」と思うのは当然です。
そのため、あうんでもパスワードリストの半分しかわからない仕組みになっています。

アプリで全文を閲覧できるのは、iPhoneのキーチェーンに保存されたデータを復号しているためです。
あうんのサーバーには半分しか保存されていないため、内容を知ることはできません。

スタートアップだからこそ、より安心して使っていただけるよう工夫しています。


あうんを信頼していただくために

どんな商品でも、まず「会社が信頼できるか」を確かめるものです。
同じように、

『ロックの向こう』は気になるけれど、株式会社am(あうん)なんて聞いたことがない。
もしお金だけ取られて、死後なにもしてもらえなかったら……

と不安に思う方もいるでしょう。

その不安を払拭するために、あうんでは第三者による履行確認者制度を導入しています。
履行確認者とは、契約者の死後、あうんが家族にパスワードリストを正しく渡したかを確認する人のことです。
あらかじめ信頼できる友人や知人を登録しておくことで、サービス完了後、履行確認者に完了報告のメールが送られます。

これにより、サービスが確実に履行されたことを第三者が確認できる仕組みを整えています。
(※Digital Ending Service対応)


安心の上に安心を

人の死はいつ訪れるかわかりません。
契約から受け渡しまで何年も経つこともあります。
その間に家族や履行確認者がサービスのことを忘れてしまうと、当社からの連絡が詐欺と誤解されるおそれもあります。

そのため、あうんでは半年に一度、利用者・家族・履行確認者の三者に確認メールを送信。
これにより、サービスの存在を忘れず、いざという時にスムーズな受け渡しを実現します。
「安心の上に安心を重ねる」――それがあうんの姿勢です。


ワンランク上の『Digital Ending Service』

「メールだけのやりとりでは不安」「直接説明してもらいたい」という方におすすめなのが、オペレーター対応を加えたDigital Ending Serviceです。

サービス内容:

  1. 安否確認が取れなくなった際、メールと電話で安否確認
  2. 利用者から応答がない場合、家族(受取者)へ電話連絡
  3. 本人確認(ワンタイムパスワード発行)および死亡確認書類の確認
  4. 家族への受け取り方法の説明
  5. 履行確認者への完了報告メール送信

このサービスは一度料金を支払えば、利用するまで半永久的に保持できます。
ただし、『ロックの向こう』を解約すると自動的に権利が消滅します。


見せたくないものを見せないアプリ

『ロックの向こう』という名前は、「スマホロックの向こうにある安心」から名づけられました。

スマホがロックされていると、家族は金融情報など重要な情報を引き継げません。
一方で、スマホにはSNSや個人のメッセージなど「見られたくない情報」もあります。

『ロックの向こう』は、そうした見られたくない情報を開示せず、家族に必要な情報だけを引き継ぐ新しい終活アプリです。
プライバシーを守りながら、大切な情報を安全に残せます。


今を楽しむ『ロックの向こう』

『ロックの向こう』は、死後のためだけのアプリではありません。
「今をよりよく生きる」ためのアプリでもあります。

死後の不安が減れば、今の生活も前向きに変わるはずです。
そんな想いから、日々のちょっとした楽しみとして『あうん占い』を搭載しました。
「あうん小僧たち」が今日の運勢を占ってくれます。

また、その日の花言葉と花の写真は、あなたの生活に潤いを与えてくれるでしょう。

安否登録のあと、ささやかな癒しとしてお楽しみください。


未来の家族からあなたへの言葉

安否登録を行うと表示されるメッセージ――「今日もありがとう」

これは、将来あなたの想いを受け取った家族がきっと心に抱く感謝の言葉です。
あなたが安否確認の登録を続けることが、家族への愛の証になります。
『ロックの向こう』は、その想いをそっと代弁します。


インストール方法と料金

インストールは下部のiPhoneアイコンから行えます。
無料版・有料版の機能比較は「無料・有料の比較表」をご確認ください。
無料・有料の比較表

料金(App Store決済)

  • 『ロックの向こう』:月額500円(税別)
  • 『Digital Ending Service』:4,500円(税別・買い切り)

通常、故人のiPhoneがロックされた場合、フォレンジック会社に解析を依頼するしかありません。
しかし、解析できる保証はなく、成功・失敗にかかわらず数万〜数十万円の費用が発生します。
特にiPhoneはセキュリティが強固なため、解析は困難といわれています。

確実に家族へ大切な情報を残せる『ロックの向こう』で、「感謝される未来」を思い描きながら、今を安心して過ごしてみませんか?

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